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好みの話じゃなくて、好きの話

 

5/20

公開し忘れていた

 

ハイボール一缶で酔っぱらい、情けないし恥ずかしい。昨日バイト先の先輩が奢ってくれたウイスキーは私でも違いがわかるくらい飲みやすくて、おいしかった。それに比べて駅近くのスーパーで買った192円の角ハイボールは本当にただのハイボール

なんて、どうでもいいんだこんなことは。私は酒や煙草やセックスで退廃を匂わせたいわけじゃないし、拗れた恋愛模様を描く大衆文学もそれを実写化した映画も本当に興味ない。なんかもう本当にマジでその辺の女と一緒にしないでくれ!私は大人になりたいんだ。大人になって立派になって賢くなって優しくなって、憧れている人と並びたい。人の役に立ちたい。必要とされたい。聖母のような心を持ちたい。結局いまだにそんなことを思ってしまいますね~。というか全然関係ないけどこの場を借りて最近マジで思ってること言ってもいいですか?公共の場で靴を脱ぐ人なんなの?本当にやめてほしい。おまえの素足も靴下の裏も見たくない。見なきゃいいとかじゃない、見えるんだよ。飲食店で靴脱ぐの本当にやめてください…。普通にマナー違反、行儀悪すぎる。でもこんなこと思うんじゃ聖母には程遠いんだよな…。まあ、ともかく、それでもこの土日は濃厚だったので日記的なハイライト的な。

 

5/18(土)

Hue'sのライブに行った。すごく、すごーーーく良かった。私はあまり演奏面の技術とか構成のことはわからないけどHue'sはそれが良いんだろうということはわかるし、正直、Hue'sを好きな自分センスある…と思ってたりする。この日は一曲目からYouthで、ということはつまり世界の終わりからで、めちゃくちゃにカッコ良かった。SEが落ち着いた感じの音楽だからそこからの高低差が本当にもう。マジでカッコいい。見れば見るほど、見るたびに"良い"が増していく。Hue'sの前のバンドがosageで、osageのレコ発にCRYAMYを見に行ったときはライブを見ずに帰っちゃったから今回はちゃんと見たんだけど(カワノさんはosage好きらしいし)、良かった。とくに新曲と言っていた曲が好きだった。でも、osageが終わったあとにフロアからだいぶお客さんが引いちゃったのがなんでか少し悔しかった。これからめっちゃ良いバンドが始まるのに!という気持ち。でもその代わりカワノさんとフジタレイさんとオオモリさんが前に出てきた。Hue'sを好きになったきっかけは間違いなくCRYAMYなので本当にありがとうございますという所存。

そのあとは夏を待っている、vacation、Luka、ベランダ、かな、たしか。夏を待っている、マジで良い曲。新譜の中で一番好き。あとはやっぱりベランダだなぁ。何度聴いても間奏が良すぎる。何度と言っても2回しか聴いたことないですが…。6月にHue'sとCRYAMYの対バン楽しみだなぁ。でも、Hue'sのライブ中のCRYAMYメンバーを見ていると、本人たちが一番楽しみにしているんだろうなぁと思う。少し前に某バンド(別に隠す必要もないか。ハルカミライ)がライブのMCかなんかで「バンドは友情だ」と言っていたらしくて、私はそれを友達から聞いたときは「何が」と思ったけど、案外、本当にそうなのかもしれない。

家に帰る前に友達に誘われたので合流して、暗い川沿いを歩きながら二人でしっぽり。なんだか珍しく真面目に話してしまって、私はベラベラと近い将来のことを語りながらこんなことを思っていたんだと自分でも少し驚いた。友達はもう社会人として働きはじめているけど、やりたいことや目標があるみたいでいろいろとちゃんと考えていて、なんかすごいなぁと思った。その点、私は、やりたいことがあって今の大学今の学科に来たのはずなのに、いつのまにかその気持ちがなくなっている。というか、別にもともとそんなにやりたかったわけでもなかったんだろうな。諦めて、ヘラヘラして、バイトして、音楽聴いて、生産性のない日々を過ごしてしまっているけど、最近なんとなくやりたいことが漠然とだけど見えてきたみたいだ。それは今の学科じゃないとできないことだから、根本としては結局あまり変わっていないのかも。とりあえず今度の就職説明会、ただ行くだけにならない気がしてきた。よかった。

 

5/19(日)

この日は、下北沢のタワーレコードでカワノさんの弾き語り。カワノさんの弾き語りは予定が合わずに毎回行けないことが多かったので、わりと久しぶりだった。クリスマスの渋谷タワレコ以来かな。最初はシングルのcrybabyの曲順で、ピンクからtenまでを少しだけ説明しながら4曲全部歌った。crybaby、怪我が原因で野球をやめてしまった後輩(に向けた?)の曲らしい。野球が好きだったのかな。いつ、どんな怪我をしたんだろう。野球をやってる人は野球しかできない、みたいなところがあるから、やめちゃったのは結構大きい出来事かもしれない。高校時代に野球部のマネージャーをやっていた身としてはそう思う。私ですら、高校3年生の夏に負けたときは悔しさと虚無感で一ヶ月くらい何もできなかった。本当に何もしていない。受験勉強もしてないし遊び呆けたわけでもない、ただ一日中テレビの前に張り付いてオリンピックを見ていた。甲子園なんて一切見ていない。甲子園は今でも見ないし、うちは私以外家族みんなベイスターズファンだけど私は無理、正直もう金輪際野球とは関わりたくない。だからカワノさんの口から「野球をやめた」という言葉が出てきたときはドキッとした。「誰の話?私?いやいや、後輩」という感じで一瞬本気で焦った。どこまでいってもCRYAMYの曲はそうやって、なんというか、私高校時代のこと忘れたいのに、CRYAMYは逆に思い出すような曲ばかり。だからもう忘れるのはやめたし、こうやって書いている。後輩、いま何をしてるのか知らないけど、野球やめたって人生どうにだってなるから腐らないでほしい、と言いつつ、私も野球しかないって人をたくさん見てきたから何も言えない。何も言えないんだよなぁ。こういうときに、何か、言える人間になりたかった。選手が怪我したときも、監督に怒られたときも、メンバー外れたときも、試合に負けたときも、私は何も言ってあげられなかったし、同じように泣くばかり。下手なこと言って怒らせたことすらある。気がつかえる、人の心がわかる、優しい人になりたいと思ったのはその時だ。カワノさんもこの日言ってたけど、私も優しい人になりたいよ。というか、自分を犠牲にしてまで誰かのためにならないと自分の存在価値がわからない。自分のために誰かに優しくする、ワケわからんけど本音はそこにある。最後にやったプラネタリウムはとても良かった。バンドで聴きたい。ガーデンでやってくれちゃったりするのかな?それとも、ワンマンまでとっておくのかな。

 

とにかくこの二日間、将来のことと過去のことを考えたり思い出したりした。なかなか濃かった。来週のサウクルCRYAMY下北沢ガーデン、めちゃくちゃ楽しみにしてる。